自由が丘に超「昭和」を思わせる一角がある。
以前、キャバレーがあった古いビルの2階にある「たちのみ あつまり」。
10人も入れば一杯になる店内にはところ狭しとワインが並べられている。
ここはワインとビールだけの立ち飲みバー。ワインに合う一皿300円からのつまみが各種揃っている。
お客の7割はおひとりさまだそうで、私が行った日も先客の男性がひとり静かに呑んでいた。
まずはハウスワインの赤とチーズ、オリーブを注文。
ハウスワインはリーズナブルなものだそうだが、なかなか美味しい。マスターに銘柄を聞いて、後でAmazonで注文した。これについてはまた後ほど。
2杯目は「今日の泡」、つまりシャンパンを注文。
普段の家飲みにスペインのカヴァを愛飲する私にはやや甘く感じられたが、濃厚で美味しかった。
他につまみにソーセージとマカロニを注文。
最後の一杯をマスターのチョイスに任せてみた。
彼は私に多少の好みをたずね、2本の赤をチョイスして試飲させてくれた。
左がボルドー、右がブルゴーニュの赤。
私はまろやかなブルゴーニュの「Hautes Cotes de Nuit」を選んだ。
滞在時間は19時前頃から約1時間くらい。時々、マスターと会話する静かな時間。
入店のラストが24時といい、夜遅いほうが混み合うとか。次も比較的空いている時間に来よう。
ワインとビールしかないから、他のお酒を飲みたい人には向かないし、店の雰囲気の好き嫌いはあるだろう。
しかし、ここもシニア女子がひとりで呑んいでも居心地のいい場所だった。