料理研究家、ウー・ウェンさんの本。
野菜を使ったシンプルな料理ばかりを扱っている。
「わけあって」とタイトルにあるように、定番の野菜料理の調理法を少しだけ変えるだけで野菜は美味しくなる。切り方、火加減、味付けなど。
試みにウー・ウェン流のほうれん草のあえものを作ってみた。
ほうれん草は茹でずに熱湯をかけ回すだけ。水気はよく絞って。
調味料にからし、醤油、胡麻油、胡椒を少々。
これだけでいつもと一味違うほうれん草が食べられた。
表紙はトマトを焼いたもの。これもシンプルで美味しそう。
ウー・ウェンさんは北京生まれで1990年に来日。母親から受け継いだ小麦粉料理が有名になり、クッキングサロンを開いて教え始めたそうだ。
著書はいろいろあって、100グラムで作る小麦粉料理の本もあるようだ。今度読んでみよう。
調理法をちょっと変えるだけで料理が美味しくなるように、他のことでもちょっと変えると良くなることはたくさんあるはずだ。